八方尾根に行ってきました

 

 

 唐松岳に登るグループと八方池までの散歩グループ、5人で7月5~7日出かけました。朝7時前に新幹線に乗って午後5時に白馬駅に着くのですから日本は狭いね~、なんて云いながらも、数年前に比べて随分と電車の運行本数が少なくなって不便です。前回はその日のうちに八方池山荘まで行けたのに、リフトの最終時間に間にあわず裾野に1泊です。そのぶん宿泊先で盛大に天気祭りし、飲めないはずのワインを全部飲み干しました。

 いよいよ山に登る日、しかし天気予報は午後から雨。とにかくリフトを乗り継いで八方池山荘へ。今晩はここに泊まることになっていたので荷物を預けて出発。山頂組は早々と出発したが、自称“かたつむり”2人は八方池までなのでのんびりと花を見ながらの行動。次々に花が出てきて、前後になりながらのご夫婦に聞かれる花の名に「帰ってから図鑑を開かないでくださいね、聞き流してください間違っていたらごめんなさい」などと言いながら花の名を教えた。え~、なんだっけ、ニッコウキスゲ、ヒナザクラ、ワタスゲ‥とにかく花花の花三昧。

 ゆっくり歩いても2時間で八方池に着いてしまった。着く前に同行のかたつむりさんに「小さい沼だからね、びっくりしないでね」と何度も念を押しておいたが「あ~ら、ほんとにびっくり、写真て信じられないのね」と笑っている。それに本日はガスがかかっていて残念ながらあの写真のような白馬方向の山並みが映る湖面ではない。それでもなんとか写真に収め下山とする。

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 山頂組が早々と下りてきた。天候が悪いので丸山までで我慢しようと思ったのだが、ずいぶんと残雪が多く、急斜面の雪渓がアイゼンが必要とのことで引き返した、と言う。

 まずは5人そろって花を見ながら下山。同じ花でも名前はそれぞれ違うく言うものだから、メモをしないことにして花をめでた。

 予定を大幅に狂わせて早々と山荘着となった。ちょっぴり山荘周辺を散策してガスの切れ目から白馬の山並みを見た。

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  なんと!天気予報どうり雨になってきた。それも大雨に。

「早めに帰ってきてよかったね」と言いながら飲む生ビールは格別おいしかった。

 今年は残雪が多いという、確かに八方池に着く前に雪渓があるなんて予想もしていなかった。しかし雪の消えた所から次々花が現れ、このコースは平坦ゆっくりだから後期高齢者向けと云えるだろう。今度また来よう!