山グルメ日和

ひつとり湿原はさわやか~

 6月5日(金)晴れ

 前日は小雨で風も強かったのに、なんとさわやかな日となった。車で約二時間半、ひつとり湿原の牧場入口に着いた。牧場管理人の中宿さんに「クマが出たそうですけど‥」と聞くと「そりゃいるべな~」とひょうひようとしている。日よけと虫よけのため農作業用のあの帽子をかぶると、ちかくで作業している女性に「山菜取りですか?」と聞かれ、我ながらその姿を想像して笑ってしまった。同行の人たちも笑っている。

 牧場の中の舗装道路を牛と糞とウマノアシガタの黄色い花を見ながら湿原入口までのんびり1時間。今日は山グルメの日だから急ぐことはないのだ。

 いよいよ湿原へ。下って小川のかかる狭い橋を渡ると、すぐクリンソウが迎えてくれた。花の背丈は小さいもののその色の濃さに見とれてしまった。小川に沿って歩く。ただ前回来た時より花数が少ないような気がする。乾燥気味が湿地を小さくしているのかも。

 いよいよ本日の山グルメの始まり。お鍋いっぱいのなめこ汁ができた。その他「お肉2個、大根2個、ささげ1本‥」と指定されたり、「好きなくらい取ってもいいよ」とか、次々とお皿に盛られていき、

お赤飯とお煮つけと豆類、サラダ‥またまたバイキングとなった。食後は野点の始まり、羊羹と大福が本日のお菓子。

 風は爽やか、お腹は満腹、少々お昼寝したいのに、帰りの遊びもあるので引き返しとなった。(写真が入れれない~)

 

 

 

本日の収穫?

これが野菜だったらな~

 五月に入った途端、猫の額よりは広いけど、本当に狭い我が家の庭兼畑の草取りが始まった。5月上旬はまだ雑草も伸びなかったので「この調子でいけばきれいな花畑ができるかも」とせっせと毎朝草取りし、夏のマイガーデンを夢見ていた。

 ところが1回雨が降ったらグンと雑草が伸び、まいあさビニール袋満杯。「あ~ これが野菜だったらなあ~」と恨めしくなる。猫の額に植えたトマト2本、きゅうり2本、バジル2本、これらはまったく伸びず、雑草の陰で小さくなっている。

 雨よ降れ降れ♡

 庭にヤブレガサが葉を広げていた。その姿、まったく子供の頃の唐傘そっくり。60年以上前はまだ唐傘の時代で、雨の日に他の兄弟より早く学校に出かけなくては、残っている傘は穴の開いた唐傘。そんなことを思い出させる姿に笑ってしまった。ついでにこれに目玉でも貼り付けたら一つ目小僧のお化けだな♡

 

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花日和

花を探しに

 4月中旬だというのに桜がパッと咲きだしました。去年の4月15日は花巻の万寿山に登ってミスミソウを見てきたので、今年もと云うことになり出かけましたが、なんと!行く途中桜が北上から花巻まで咲いていて、桜街道の中を「きれいね~」と連発しながら、そして「去年は桜は未だだったよね」と改めて桜前線の早さを感じました。

 今年の万寿山は昨年と同じ日で、友を偲ぶ登山。去年は一緒だったのです。登山道に入った途端、カタクリ、セリバオーレン、ショウジョウバカマなどが顔を出し,上るにしたがってイワウチワのひらひらした花が斜面一面に広がって、ゆっくりゆっくり思い出話をしながら登りました。今日の目的地はミスミソウの咲いている所まで。もう一面にミスミソウのお花ロード。「去年ここまで登ってきたんだよね、もういないなんて信じられないね」と胸が痛む日でした。

 

 

 

 

 

山歩きグルメ日和

 

 まだまだ寒いと思っていたのに、急に春らしくなってきた。今まで雪で見えなかった庭の枯葉が姿を現し、慌てふためいている。

 週間天気予報を見ると晴れ続き、こんな日は家に居るのがもったいないと山仲間と連絡しあって山というより里山に出かけることにした。

 ザックの中に何が入っているのか楽しみ~。駐車場からのんびり上りだすと足元の枯葉がサックサック、気持ちいい音を立てている。木の先っちょがの小枝がピンク色をしている。みんな小枝が集まって斜面の林が薄ピンク色に染まっている。遠くの焼石岳や須川岳は未だ雪に覆われ真っ白に輝いて「きれいだね~」を連発す。

 恥ずかしいくらいの時間で目的地の亀の子岩到着。もう景色より今日の食べ物の方に気が向き、ガスを出し「山を焼かないようにしようね」と騒ぎながら、特製ロイヤルミルクティを作る。「ケーキより今は団子でしょう」とザックからお団子が出てきた。紅茶に団子もよく合うわ~。ではではと、次はおつゆ作りが始まった。インスタントみそ汁に袋豆腐を切りながら入れ、ぐちゃぐちゃながら豆腐汁。そして来がけに摘んできたバッケを散らして出来上がり、「春の香りがするねぇ」と食べながら、各自お手製のおかずが「回転すしのようだね、何度も回ってくるよ」とこれもまた楽しい。

 お腹もいっぱいになったら眠くなってきた、お尻の下の枯葉や地表が温かい。

 最後は野点。よくもまぁ未だ残っていたのと思うくらいザックからお菓子が出てきた。干菓子とお饅頭だ。こんもり泡立った緑色の抹茶と枯葉の絨毯。「あぁ幸せ!、今日はグルメ日和だったわね」と7人のおば様たちは大満足。

 

 

春なのに‥

 節分も立春啓蟄も暦の上では終わったのに‥まだ何だか寒くて炬燵

からはい出せずにいる、正に冬眠中のおばあちゃん豚だ。

 昨年暮れ、四十年以上ともに山歩きをしてくれた友が、私より先に天国に行ってしまった。信じられず、それから何もする気もなく、まったく無気力に過ごしてきた。

 3月11日、彼女のお墓参りにみんなで出かけた。お墓の前で彼女と一緒にコーヒータイムをして、ちょっぴり泣きたくなったが‥次回は彼女が最後に登った山でお茶会をすることになりそうだ。

 

この日の四年前は東日本大震災発生の日

 四年前のあの日の2時46分がめぐってきた。

 黙とう

 あの日テレビで管直人首相の国会答弁を見ていたら、突然画面に初めて見る地震情報と大きな揺れが同時に始まった。ただただ障子にしがみつき、その後の前後がわからない日々がずっと続き、今でも地震が来るとドキッとしてあの頃を思い出す。

 あの日はクロッカスが咲いていた。今年は未だだがセリバオーレンが白い花を一面に咲かせている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

十二月になりました

十二月になっていました

 6月に膝を壊してから6ヶ月、ようやく足がスムーズに運ぶようになりました。この間、足を引きずったりノロノロ歩行だったりで、他人に見られるのが嫌であまり外に出なかったら、ぽっちゃりとふくよかになり、今頑張って元の姿になろうとしていますが、そう簡単にできたら苦労はないよね。でもあと1キロ! 忘年会とクリスマスとお正月を乗り切れば達成なんだけどな~。